活動報告

2025年08月15日 その他

2025年8月15日(金) 北海道大学”縁”退館式

朝8時、3泊4日を経て、北海道大学のよさこいサークル”縁”の皆さんの退館式を行いました。

4日目の勤行。正信偈もテンポよく、なかなか堂にいってきた感も。

「僕には帰れるところがあるんだ こんな嬉しいことはない」

住職せっきーの法話は昭和のアニメ、機動戦士ガンダムの最終回に主人公アムロが呟いた言葉から。
激戦の後で宇宙空間に1人漂うアムロの目に、ホワイトベースの仲間たちの姿が見えた時に出たものです。

僕たちが生きていく上で、帰るところがあるということが、大きな喜びであるし、安心なんじゃないか。それは、場所であったり、人であったり、言葉であったりするけれど、皆さんの人生にとってこの”縁”が、きっと帰れるところになっていくんだと思います。

「救われるとは 場所をたまわるということ」宮城顗(みやぎしずか)

居ることができる場所、帰ることができる場所が、私の人生の救いとなる。
また、今回、様々な所で演舞を披露すると思うけれど、場所をいただくということは、相手の場所や時間をわけてもらう、使わせてもらうという側面もあります。そのことを忘れないでほしい。そんなお話をさせてもらいました。

また、初日の入館式で自己紹介をしてもらった時に坊守から、退館の時には滞在中の感想と今回の縁をつくってくれた児童館館長さんがどういう思いだったかを話してもらいたいと伝えていたので、一人ひとりに語ってもらいました。

縁の活動を通して元気を届けたいと思っている。
先輩たちの御膳立てなしで活動先を探す時、何度も断られて大変さを実感した。
やっと受け入れてくれた先でも上手に盛り上げることができなくて心が折れそうになった。
普段、家族に素直に接するのが難しいけれど、今回の人との関わりを通して、家族に対して素直になれた。
今、この活動が帰れるところになっていると感じた。
成長する機会をいただいたのだと思う。
昨年出会ったこどもたちが憶えてくれていて嬉しかった。
などなど。

前日の晩に話し合いの時間を持つなど、それぞれの考えを言葉にする準備、それをお互いに受けとめる準備をしてのぞんでくれたようです。

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