2025年08月03日 イベント
8:45 朝ご飯のあとは、受付でもらった担当場所に分かれて掃除。
本堂では、柄の長い道具で高いところのほこりを落として、掃き掃除と乾拭きの雑巾がけ。カウントダウンで一休さん拭きを競争しました。
会館1階は、食事の後の机を拭いて、次の自習のために机の並べなおし。
会館2階は、掃除機をかけて、寺子屋文庫の本を夏用の「怖い本特集」に置きなおしてもらいました。
境内では、竹ぼうきによる掃き掃除。大きく葉っぱを集めるのには向いているけれど、竹ぼうきでチリトリに掃きいれるのは至難の業です。
本堂奥の墓地では、草取り。バケツにむしった草を入れていきます。じりじりと太陽が照りつける中、頑張りました。
9:15 自主学習の時間です。中には「夏休みの宿題はもう終わった」という子もいてびっくり。2階の寺子屋文庫から本を借りてきて読んだりするのも自由。高校生や大学生、大人の皆さんが勉強を見てくれました。
10:00 おはなし 現80代・90代の昔の子どもたちから今の子どもたちへ。戦中戦後、どんな子ども時代を過ごされたのか、3人のご門徒さんにお話を伺いました。
物はなくても自然の中でたくさん学べることがあったこと、蚊帳に入れたホタルがきれいだったこと、大きな木にホタルが集まる様子は夜の花がさいたようだったこと。戦争で家が焼けてしまったこと、物がなくて火事になっても消火ができなかったこと、あんこ餅に砂糖が入ってなくて塩あんだったこと、ネズミのしっぽを学校に持っていくと角砂糖がもらえたこと、などなど。
そして、いじめなどなく元気に幸せにいきてほしい。皆と仲良く、世界中仲良くしてほしい。地図はいろんなことを教えてくれるので、自分で考えていろいろ学んでほしい。昔の子どもたちから、今の子どもたちに願うことを聞かせていただきました。
10:45 すいかわり 低学年は5回、上学年は10回、中学生以上は15回、その場で棒を中心にぐるぐる回ってからスタート。見ているこちらも目が回りそうです。子どもたちの力は年齢とともに年々増していて、今回は地面に叩きつけられた棒が、あまりの勢いに真っ二つ。これも成長ということなんでしょう。すごい力でした。
用意したスイカはふたつ。割れた物から切ってもらって、外でかぶりつきました。今回は甘いスイカだったのと暑くて喉が渇いていたのもあって、あっという間に完食。美味しかったなぁ。
11:30すぎ 最後は本堂で終わりの会。今回の「こどものつどいの感想」と「どんな未来を願うのか」をそれぞれ付箋に書いて貼ってもらいました。
12:00すぎ 記念撮影して解散。
時間にすると半日、すぐに過ぎてしまったようでいて、とても内容の充実した、いろんなことのあった時間でした。
知らない子たちが初めて顔を合わせて一緒にセミの抜け殻を大量にとってくる。おにぎりが上手く握れなくてべそをかく。おにぎりに具をいれすぎて爆発する。お話し中にしゃべり始めて注意されたり。スイカの皮が白くなるまでかじりつくしたり。
平和で幸せな時間がずっと子どもたちとともにありますように。
関わっていただいた皆さん、ありがとうございました。
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住職 | 徳泉寺 第17世住職 関口 真爾 せきぐちしんじ |
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