2025年08月02日 イベント
前日の30日18:00から食材の買い出しと調理、準備です。
お手伝いに来てくださった近所のお母さんたちが手際よく、おにぎりの具・みそ汁の具を用意してくれました。
お子さんたちがこどものつどいに参加してくれていた頃からずっと一緒にこの会を作ってくれています。本当に有難い。
31日朝、とてもいい天気です。6:00すぎからだんだんと人が。
6:30、受付開始。日頃、寺子屋文庫に来てくれている子が自然に受付を手伝ってくれていました。
6:45、全力ラジオ体操。ラジオ体操大臣(前に出てリードしてくれる役)は三年連続で大学生のTくん。いつも有り難う。
7:00、本間ちゃんの訛り混じりのラジオ体操で身体を起こした後は、本堂で朝の勤行(ごんぎょう)。慣れない正座に挑戦しつつ、勤行本を大きな声でよみました。
「なにがきみのしあわせ なにをしてよろこぶ わからないままおわる そんなのはいやだ」
住職せっきーのお話は、やなせたかしさんの「アンパンマンのマーチ」より。アンパンマンは空を飛べたり、強いパンチを持っているけれど、おなかをすかせて泣いている子どもたちに美味しいアンパンを食べさせてあげるヒーローです。
お寺に来てくれる90代のおじいちゃんが「子どもの頃は食べるものがなくていつもおなかをすかせていたんだ」と語ってくれたことがありました。いっつもおなかぺこぺこだったって。戦中戦後を生きられたやなせさんは、こどもたちのゆめを守るために、おなかをいっぱいにしてあげたかったんじゃないかと思うのです。
僕たちには、僕たちのよろこびやしあわせを願ってくれている人が近くにいてくれる。それは両親であったり、関わりのある人たちなのだけれど、アンパンマンはきっとこどもたちにこうあってほしいという願いそのもので、そのことがこの歌につまっているんじゃないでしょうか。
どの子もおなかいっぱいに。そして夢をもって生きてほしい、そんな願いを感じます。
7:30、おにぎりの具とみそ汁の具バイキング。40人分用意したテーブルでは足りず、いくつか机を足して手伝ってくださったお母さんたちも一緒にいただきました。おかわり自由。お品書きに書かれた具は、うめぼし、しゃけ、しおこんぶ、そぼろ肉、すじこ、たらこ、ツナ、あげだま、チーズ、おかか、しそ、とろろこんぶ、ちくわ、ああぶらあげ、オクラ、トマト、とうふ、ねぎ、わかめ、のり、黒ばらのり、ベーコン、カニカマ、からあげ。漬物類と塩も好評でした。
特に好評だったのはしゃけ。後から聞いたのですが、岩手の宮古から新鮮なしゃけが届いたので具に加えたようです。皆、いい舌してるね。
他にもとろろこんぶとオクラをいれたネバネバみそ汁や、漬物を入れたパリパリおにぎりなど、具材によっては「あっ」という間に売り切れごめんのものも。
食事の最後に自己紹介とやりたいこと、選んだ具材を一言ずつ発表しました。子どもの皆さんのやりたいこと、行きたいところは微笑ましく、大人の皆さんの「ゆ~~っくり休みたい」という言葉には、くすっとしつつも「ほんとにそうだよなぁ」と頷かされました。
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