2024年08月25日 その他
青嶋記者が行く!≪みんなのヨリドコロ≫第一回
お寺ってどんなところでしょう。
ご法事をするところ。先祖に手を合わせるところ。
法話を聞くところ。仏法に触れるところ。
みんなで集うところ。一緒に笑うところ。
そんなみんなの寄る所、ヨリドコロとなっているお寺の催しやサークル活動などを取材していきます。
4月21日(日)仙台市宮城野区徳泉寺にて開催された「まるの会」(チマホマ社主催)の「第二回高齢者のペツト事情を学ぶ会」に参加させていただきました。私の家でも最近犬を飼いだし、さらに他のお寺ではどんなことをしているのか、興味がありましたのでおうかがいしました。
徳泉寺では、催事の際には法話 をするとのことで最初に関口真爾御住職から法話がありました。内容は「無常」についての話でしたが、みなさん熱心に聞いておられました。
その後「NPO法人ペツト終活 サポートネット宮城」代表の斎藤まり子さんが「飼い主のペツト終 活を支援し、ペットも人も最期まで安心して暮らせるようにしたい。」「地域の安心・安全なサポー トネツトワークを作りたい。」ということを中心にお話しをしました。後半の座談会では保護猫活動をしている方や民生委員をしている方など、実際に高齢者や動物と関わる方々から生の声が赤裸々に語られ、活発な意見交換がされていました。
私の家では「えらばず」「きらわず」「みすてず」の精神で猫を受け入れてきました。十数年前、交通事故にあったばかりの血まみれの猫を見つけ、後先考えずに保護したこともあります。 だから高齢者にとってペットを飼うということが精神的にも肉体的にも支えができて、プラスの面がたくさんあることはよくわかります。しかし実際、高齢者が病気やけがでペツトの世話ができなくなったとき、どうしたらいいのかということについては現在、あまり手だてがないのが現状です。この会の話を聞いても、今の状況をなかなか変えることは難しそうです。法話の「無常」の意味、いつまでも同じということなどない、ということを思い返してみると、ペッ卜を迎えるということはその場限りの安易な考えだけではいけないのかもしれません。
今後、他のお寺の催事にも参加させていただければ幸いです。(專福寺青嶋明義)
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住職 | 徳泉寺 第17世住職 関口 真爾 せきぐちしんじ |
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前住職 | 徳泉寺 第16世住職 関口 秀和 せきぐちひでかず |
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