2024年02月11日 聞法
私たちは自分で自分の姿を見ることはできません。では、どうやって見るか、鏡に映し てみるのです。
善導大師という中国のお坊さんは『観経疏』という書物のなかで 「経教はこれを喩(たと)うるに鏡(かがみ)のごとし」と言っています。教え の書いてある経は鏡のようだ。私たちは時々鏡に映さないと自分の姿に気づかな い。仏の教えとは私の姿を教えてくれる鏡だというのです。
お内仏に手を合わせるとき、ご本尊の阿弥陀如来を真ん中に、脇には亡き人の 法名の書かれた軸を掲げて手を合わせます。それは亡さ方を傍らで思いなが、らま っすぐに仏の前に座って仏と向さ合い、私の姿に出遇わせてもらうのです。
(2023年6月10日)
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