活動報告

2023年06月03日 聞法

2023年5月同朋会 住職法話 「生まれた意味と生きる喜び」

阿弥陀はインドの言葉で「アミターユス(無量寿)」と「アミターバ(無量光)」という意味です。無量寿は時間的に限りがないこと、無量光は空間的に限りがないことを表し「いつでも、どんな人も必ず救う」という仏様の願い(本願)を表しています。

先日、国立京都博物館で親鸞聖人の直筆の書を見てきました。親鸞聖人は書かれた文章の周りに説明書きを多く書き入れていますが「人間」という言葉の説明に「ヒトトウマルルヲイフ」(人と生まるるを言ふ)と書いています。これは関係性を生きるものとして生まれた、ということでしょう。

例えて言えば、こどもが生まれたことで親としての自分が生まれるということです。必ず救うと願われた身を生きる私が、人として生きる意味とは、生きる喜びとは、周りの人との関係性の中で見つけていくものなのでしょう。

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