「報恩講ってな~に? ひとりひとりの花を咲かせよう」
仙台市宮城野区小田原にある真宗大谷派東北別院の「2022 年度子ども報恩講 in 東北別院」に参加しました。
宗祖親鸞聖人のご命日をご縁に勤められる報恩講、親鸞さんのご法事です。
今年は「ひとりひとりの花を咲かせよう」というテーマのもと、それぞれ自分だけの仏花をたてることに挑戦してみました。
お花たての先生は、せっきー(徳泉寺住職)。
全員で本堂の大きなお花を立てるため、それぞれ花を手に取って順にさしていきます。
長さも入れる花も子どもたちが選んだもの。
どんな花になるのか想像がつかないところも楽しみの一つで、できあがった花はまさに「バラバラでいっしょ」。
統一感はないものの、それぞれの花が個性的で生き生きとした仏花ができあがりました。
その後、それぞれの器にオアシスを入れたものに、花やアクセサリーを思い思いにさしていきます。
縦に長く生ける子、きれいに短くそろえる子、葉っぱや茎だけのものも構わずさしていく子も。
どの花も素敵な作品になっていきます。
なにより、こどもたちのドヤ顔、嬉しそうな顔がよかった。
周りの大人も小さな天才たちの作品に満足そうでした。
お菓子を崩さずに積み上げるゲームでは、2チームに分かれてどちらが高く積みあげられるかを競いました。
積み上げやすいお菓子を選んで堅実に積み上げるか、たとえ勝負に負けたとしても食べたいお菓子を選ぶかは子どもたちの心次第。
このゲーム、かなり盛り上がりました。
積み上げたお菓子と、でき上がった花を並べて報恩講のお勤めをして、いのちのお話を聞かせてもらいました。
どの花も同じ姿をしているものはなく、堂々と咲いている様子が子どもたち自身のいのちと重なって感じられました。
別々の場所から縁あって集ったこどもたち、それぞれの場所でいのちいっぱい輝いてほしい。また会いましょう。
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住職 | 徳泉寺 第17世住職 関口 真爾 せきぐちしんじ |
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