真宗大谷派 徳泉寺

東日本大震災後、東北に足を運び続けている東京の僧侶の皆さんが徳泉寺を訪れてくれました。「東日本大震災から今思うこと」という題で、制作に関わらせてもらった仙台教区震災記録集『勿忘の刻（わすれなのとき）』を手がかりに、お話を聞いていただきました。

その後、石巻市の牡鹿半島へ。東京の皆さんと度々炊き出し交流会を行ってきた小網倉を目指します。仙台から約80Km、小網倉の復興団地の集会場で地元の皆さんと再会できました。コロナ禍で交流会を持てていませんでしたが「また鍋をしたりしたいね」という話が盛り上がり、なんとか次回は鍋を囲んだ交流会を持てれば、という話まで。またワイワイ集まりたいところです。

小渕浜にいつもの宿を取り、次の日は女川の震災遺構「女川交番」に行き、雄勝を通って「大川小学校」へ。語り部さんからお話を聞かせていただきました。その後は震災遺構となった「門脇小学校」に。しばらくぶりの石巻は津波時に防波堤の役割を果たす高く土盛りされた道路ができ、牡鹿半島内もより内陸側に高台の復興団地を結ぶ道路を作っていました。