真宗大谷派 徳泉寺

今年で第7回を迎える「教育の未来を支えるネットワークフォーラム」のパネルディスカッションに、中学校の学校地域支援本部スーパーバイザー、そして徳泉寺の住職として呼んでいただきました。どうしようかと思いましたが思い切って僧衣を羽織って参加。仙台市福祉プラザで行われました。

仙台市の教育に関わる皆さんが自主的に立ち上げたネットワークで、熱い思いを持った皆さんが顔をそろえています。全国でコミュニティスクール導入が進められている中で、どんな風に歩んでいけばいいのか。すでに進んでいる東松島の事例や、教育者として関わってこられた先生のお話を通して、立場の異なる私たちが協働していくにはどうしたらいいのか。そのことについて考えさせてもらったフォーラムでした。

私からは、これまでつないできた顔の見える関係性が、コロナ禍で薄くなりつつあるのを感じるので、私たちの生きる場に新たな教育の形が取り入れられるのなら、これをチャンスにつながりを取り戻していけないだろうか。「共に」の反対としては一人になる、孤立するということが心配なので、気軽に声をかけられる人や場が一人でもいれば、一つでもあればいいなと思うし、そういうところの一つになっていきたい、とお話しさせてもらいました。