活動報告

2022年08月11日 聞法

5月 同朋会 前住職法話 後生の一大事(ごしょうのいちだいじ)

後生の一大事(ごしょうのいちだいじ)

後生(ごしょう)とは死後の世界を意味します。一大事とは一番大切なこと。だから「後生の一大事」とは死後の世界の一番大切なこと、と捉えられます。

しかしこの言葉は「死んだらどうなるのか」ということではありません。後生のことがはっきりしないと今が生きられない。「後生の一大事」とは「死に切れるか」ということであり、「死に切れるか」ということは「生ききっているか」という問いなのです。

私たちは生と死を分けて考えてしまいます。死が生を飲み込んでしまい、生は死に飲み込まれることを恐れ、生に執着し、死に脅(おび)えます。しかし、本当は私たちの命は「死んでいく」ことも含めた、まさにいのちの営みです。死は生の単なる否定ではありません。そこに生きること、そして死ぬことを通してひとつの歩みが続けられているのです。なんのために私は生まれてきたのか、そのことを問いなおすことが「後生の一大事」なのです。

( 質問 )

先日の地震で、亡き夫から「このお皿は大切なものだから後生大事に持っておくように」と言われたお皿が割れてしまったのですが「後生大事に」と「後生の一大事」とは意味が違うのですか?

( 応答 )

元々は「後生の一大事」からきた言葉が日常に浸透して意味が変わったのではと考えられます。「後生大事に」というと「これから後(あと)の人生において大事にしてください」という印象を受けますね。

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