活動報告

2022年01月03日 聞法

11月 同朋会 住職法話 「煩悩具足の我ら」

11月13日(土)は徳泉寺の聞法の会、同朋会でした。
今月は久しぶりに同朋会館を使用してテーブル席を用意しましたが、思いの外たくさんご参加いただき急遽、席を増やさなければならないほどでした。みなさんがこの会を楽しみにしてくださっていることがとてもありがたく思われました。

住職は「煩悩具足の我ら」について。前住職は「人生は苦なり」というテーマでそれぞれお話しさせていただきました。
徳泉寺同朋会は1月と8月以外の毎月第2土曜日です。どなたでもご参加できます。

「煩悩具足の我ら」

私たちは「褒めてほしい」と思う「名聞」や「隣の人より勝っていたい」と思う「勝他」などの心、煩悩を持っています。そんな煩悩からはなれるのではなく、煩悩を抱えた自分のまま仏の道を生きようとされたのが親鸞聖人です。

上下を作り比較をしていく世界の中で、比べる必要のない尊いひとつの命をいただいている身でありながらその比べていく心はどこにあるのか。その心は他の誰でもない自分の身の内にあります。碍(さわ)りはこちら側にあるのです。

私たちが助かっていくというのは苦しみ、悲しみから立ち去ることではなく妨げがあると自覚して頭が下がるということ。そうすると目の前の人と本当に出あう道が開けてくると親鸞聖人は説いておられます。

(住職 2021年11月13日)

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住職 徳泉寺 第17世住職
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