真宗大谷派 徳泉寺

6月21日、夏至の日。
本堂を会場に「夏至ヨガ」を開催しました。

ヨガは今から4500年前、インドで始まったとされ、仏教もその思想から大きく影響を受けています。
呼吸を整え、身体の状態をよく観察し、様々なポージングを通して自分の心と体を自分で治癒する。大いなるものと自分をつなぎ、無知やプライドや欲望を手放して、「いま、ここ」を生きている自分に集中する。

仏教でもよく耳にする言葉ですが、実践してみるとこれがなかなか難しい。呼吸に集中しているつもりが（今夜の晩ごはん何にしようかな）と思ったり、（明日までに銀行に行かなきゃ）と思いだしたり。頭の中はいつもパタパタしていることに気づかされます。

夏至は昼間の時間が一番長い日。太陽のエネルギーを感じて日々のいろんなこともちょっと置いておいて、この時間だけは私自身を大切にメンテナンスする、そんな体験ができました。