活動報告

2020年11月25日 聞法

10月同朋会 住職法話「報恩講のお勤め」

毎年、報恩講では親鸞聖人のご命日法要として親鸞聖人の執筆された『正信偈』をお勤めします。この『正信偈』は一番身近な偈文(ゲモン・親鸞聖人の執筆された文)で同朋会でも毎回必ずお勤めしています。文字に楷書、草書、行書、と書き方によっていろいろな書き方があるように、偈文の読み方にも発声の仕方によっていくつか種類があります。

いつものお勤めは「草四句目下(そうしくめさげ)」と言って四句目を下げる読み方。そして報恩講は、より重いお勤めとされる「真四句目下(しんしくめさげ)」です。四句目を下げるのは普段のお勤めと同じですが特別なお勤めのため、音の伸ばし方や読み方に独特の法則があります。

一年に一度しか読む機会のないお勤めを大切にいただきましょう。(今回の同朋会では声明の練習として、みなさんと一緒に少しずつ読み進めました。)

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