秋の法要（共同墓地・ペット墓地合同法要）勤修
９月２２日（秋分の日）に 、共同墓地・ペット墓地の合同法要が勤修されました。本来なら春に行うところですが今回はコロナウイルス感染予防のため秋のお彼岸まで延期されました。皆様にはご無理のないようご案内し、それでも30名を超 える参拝がありました。
まずは正信偈をお勤めしその後、住職による法話がありました。今回はちょうどお彼岸中の法要ということでお彼岸についてのお話でした。「彼岸」は彼の岸と書き、あちら側、命が還っていくお浄土を表します。そしてまた「西方浄土」と言われるように西にあるとされます。
この「西」という字は鳥が巣へ帰ることを表す字だそうです。私たちは夕暮れ、西に太陽 が沈むころ家へ帰りますが、命もまた浄土へ還っていくのです。そしてお彼岸には彼の岸へ還った大切な方や命を偲び、「此岸」此の岸にいる私の命について、亡き方との対話をする機会をいただく、そんな日です。私たちはどんな生活を送っているのか、本当に願っているのはどんなことなのか。私が安心して立つことのできる場所を、対話から聴いていくのです 。
