2020年07月24日 聞法
「真宗の教え」について(一部抜粋)
宗教とは宗(むね)となる教え、拠り所となる教えのことです。私たちは苦しみは外からやってくると捉えがちですが「苦しむ私」という視点から私の内に目を向けていき、私たちを苦しめている苦の根源に目覚めることをもって、苦を超えていこうという内道の教えが仏教です。
お釈迦様は「人生は苦なり(一切皆苦)」とおっしゃいました。私たちは都合のいいことが好きで都合の悪いことは嫌い、自己への執着心でいっぱいの自我を生きています。
この苦しみから逃げようとする私のうちに目をむけて、自我(自分の思いで覆われている)のために見えなくなっている自己(本当の自分)に出会ってほしい、本当の私に気づいて、本当の私を生ききってほしい、そう私に願いをかけて呼びかけておられるのが阿弥陀仏です。
阿弥陀仏からの呼びかけによって「自我(自分の思い)いっぱいの私だったなぁ」と気づかされた時、自然に頭が下がり、素直にありのままの人生を生きたい、という生き方が始まるのです。この呼びかけに応える私の目覚めを信心といいます。
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