令和元年末、3年間かけて改修してきた徳泉寺境内墓地の縁石の工事が終了しました。
もともと境内墓地が整備されたのは榴岡一帯が区画整理にあった昭和54年、およそ40年前になります。その時に縁石に用いたのは秋保石と呼ばれる石でした。仙台市秋保で採掘されたそれは、今では珍しい趣ある石でした。しかし、残念ながら空気を多く含むその特性から脆く、長年の雨風に耐えられず劣化してあちこち崩れるようになってしまいました。
みなさまに安心してお参りいただくためにも、思い切った改修が必要だということで、三年前より順次、御影石に変える工事をいたしました。本来でしたら墓地使用のご門徒のみなさまにも経済的なご負担をお願いするところでしたが区画整理時からの積立金をもとにご負担をお願いすることなく無事に工事を終了することができましたこと、ありがたく、ここにご報告させていただきます。
またその秋保石の一部を使って墓地の一角に境内で出た落ち葉を集め、腐葉土に熟成させるための場所を作りました。毎年大量の落ち葉が出ますが、そのままゴミにしてしまうのはもったいなく、再び土に還せるしくみができてうれしく思います。
新しくなった縁石
腐葉土熟成所
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住職 | 徳泉寺 第17世住職 関口 真爾 せきぐちしんじ |
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