法話・今月の言葉


生活の中の仏教

2025年07月

阿弥陀(あみだ)の光

「普放無量無辺光 無碍無対光炎王」(『正信偈』より)

阿弥陀仏の救いがあらゆる方向に向けられていることは光で表されています。その光は十二種類に分類されすべてに人々はすでにこの輝きに照らされています。

このうち、「無量光」はどこまでも時間的に限りのない光。どの時代の誰にでも届く無限の光です。

「無辺光」は際を持たない光。線を引いて分けていかない、分断を作らない光です。

「無偈光」は遮られることのない光。碍とは壁になるもの。光と私の間になにか邪魔になるものがあると届きません。これが煩悩だったり善悪の判断だったり。しかし、阿弥陀の光はそういったものの全てを超えるのです。

(同朋会 住職法話より 2025.6)

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