法話・今月の言葉


生活の中の仏教

2025年07月

無明(むみょう)

「五劫思惟之摂受 重誓名声聞十方」(『正信偈』)より

私たちは「わかっている」と思い込んで本当のことに出あえない、ということがあります。「わかっている」と思うからこそ「わかっていない」ことに気づけない。私の周りに思いが巡らされていて、本当のことに気づいていないことにも気づけない。

思い込みによって明かりが無い状態を「無明」と言い、煩悩の一番深い闇だと言われています。そんな私たちが真実に気づくためにはどうしたらいいのか、法蔵菩薩は長い時間考えに考えて全ての人々に「南無阿弥陀仏」を届けたいという誓いを立てました。

(同朋会 住職法話より 2025.3)

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