2024年08月
供養の本来の意味は、供=仏意に仕える。亡き方を仏さまとして受けとめることができるかどうかではないでしょうか。
それは「私はこうして命終わっていきますが、あなたにもいつくるかわからない命終える時がくるのですよ。だから自分のいのちを仏さまの教えにたずねていってください」と、仏さまになって私に呼びかけてくださっている声に気づくということです。
亡き人から案じられている我が身であったことに目覚め、「自分が自分であってよかったと思える人生を探し続けていってください」という呼びかけに応えて我が身を問いたずねていく。亡き方が光となって呼びかけてくださっているのでしょう。
(公開同朋会 前住職法話より 2024年7月13日)
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