法話・今月の言葉


生活の中の仏教

2024年08月

「正信偈」法蔵菩薩因位時より

菩薩(ぼさつ)とはもともと「仏陀(目覚めた人)」になる前のお釈迦様のことをさしました。仏ただ一人悟っただけでは救いになりません。誰かに伝えていくということがなければ衆生の救いにはならないのです。

そこで法蔵菩薩がまず、衆生を救いたいと四十八願を立て、その願いのために途方もない辛苦を越えて悟りを開かれました。そこから願いを起こして実践するものを菩薩と呼ぶようになりました。

(同朋会 住職法話より 2024年5月11日)

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