法話・今月の言葉

今月の言葉

2020年07月

いま ここ

災害から立ち上がる時、復興という言葉を使います。復は「かえる、ふたたび」という意味で、災害が起きる前の生活を取り戻したいという思いを強く感じます。今回のコロナ禍についても「もし起きなかったなら、以前だったなら」と考えずにはおれません。

けれど本当は新しくつくっていくしかないのでしょう。誰にとっても他と比べることのできない、一回しかない今のこの時を受けとめて、戻りたいという思いを抱えて、この場所でできることを始めていく。

悩みながら、迷いながら、「いま、ここ」から始めていきましょう。

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真宗大谷派 徳泉寺 とくせんじ

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関口 真爾 せきぐちしんじ
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